本日は、お悩み解決シリーズ
【便秘💩編】
便はもともと食べ物から栄養を吸収した後の老廃物の固まりで、なるべく早く体外に排出するべきものです。
便秘が続いて便を腸内に長く溜め込んでいると有害物質が発生しますが、便によって出口が塞がれているため、有害物質を外へ出すことができません。
そのため、行き場を失った有害物質が腸壁から出ようと血液中へ溶け出し、全身へと巡ってしまいます。
そして、汗や皮脂と一緒に毛穴から外へ出て嫌な臭いを発したり、ニキビや吹き出物といった形で皮膚上に表れたりします。
つまり、便秘が肌荒れや体臭の元にも影響しているのです。
また、有害物質である悪玉菌は発がん物質をつくり出すため、がんのリスクが高くなるとも考えられています。慢性的な便秘は大腸がんの原因の一つとも言われています。便秘で腸内の細菌のバランスが崩れると、脂質や糖の分解や吸収にも影響を及ぼし、高脂血症や動脈硬化、糖尿病などの生活習慣病も発症しやすくなります。また、排便時に無理に強くいきむことで、切れ痔にもなりがちです。
このように、多くの病気の原因となる便秘ですが、体だけでなく心にも影響を及ぼすことがあります。
便秘で自律神経が乱れている状態なので精神的に不安定になりやすく、便が出ないストレスも加わり、余計に便秘が酷くなるという悪循環に陥ることも。
自律神経の乱れは、便秘と下痢を繰り返す「過敏性腸症候群」の原因にもなります。
吐き気やおう吐の他、頭痛などの神経系の症状や、うつなどの精神的な症状も引き起こします。
自律神経が乱れて起こる病気には「自律神経失調症」があり、耳鳴りや吐き気、頭痛、倦怠感が表れるだけでなく、情緒不安定になりやすくなり、過呼吸や被害妄想などの症状が出ることも。
その場合は内科ではなく、心療内科や神経科を受診するようにしましょう。
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